グレーンウイスキーを飲んだ事ありますか？

今回は Nikka のカフェ連続式蒸留器で造られた



NIKKA Single Cask

COFFEY GRAIN WHISKY 1997





グレーンウイスキーとは・・・


とうもろこし、ライ麦、小麦などの穀類を主原料とし、そこに大麦麦芽を糖化酵素として加え製造されたウイスキーです。


蒸溜の段階で、連続式蒸溜機を使用するのですが、ニッカではカフェ式蒸留器という旧式の蒸留器を使用しています。

カフェ式は連続式蒸溜機の中でも初期の頃につくられたもので、効率は落ちますが、原料本来の香味が残りやすいという特徴があります。

この蒸溜機でつくるグレーンウイスキーは、特にカフェグレーンと呼ばれます。


糖化、発酵、蒸溜、貯蔵という工程はモルトウイスキーと同じです。


個性の強いモルトウイスキーが「ラウド（声高な）スピリッツ」と呼ばれるのに対して、グレーンウイスキーはおだやかな性格で「サイレント（寡黙な）スピリッツ」と呼ばれます。


この両者をブレンドすることにより、口当たりのよい飲みやすいブレンデットウイスキーが生まれます。



香り：バニリックな甘い樽香とオークの香りが、カフェグレーン特有のメロウなコクと調和。蜂蜜様の香りとフローラル な華やかさがスイート。やわらかく伸びのある芳香が特長的。

味わい：ウッディでなめらかな口当たり。バニラの甘さ、チョコレートのようなビターでスイートな味わいが口の中に広がる。

余韻：きれいなフィニッシュ、オークの甘さがほのかに残る。





あまりお目にかかれない国産グレーンウイスキー。

どうぞこの機会に堪能してみて下さい！

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